独立開業
フランチャイズと言う言葉はすっかり日本の社会に定着した感じがあります。フランチャイズとはアメリカで発達した多店舗展開システムで、フランチャイザー(本部)とフランチャイジー(加盟店)とで構成されています。
日本でも駅周辺の繁華街では同じ様な居酒屋やファストフードの看板が真っ先に目に入ってきますし、レンタルビデオ店にコンビニエンスストア、ドラッグストアやクリーニング店も代表的なフランチャイズですね。
アイスクリームショップやコーヒーショップ、ファミリーレストランに宅配ピザにお弁当やさんなど日常生活でお世話になっている多くの店舗はフランチャイズ加盟店なのです。フランチャイズのお金の流れは、加盟店は本部に対して一定の加盟金を納める他に、売り上げの中から一定額、もしくは一定率のロイヤリティを支払います。
その見返りとして本部は加盟店の商標マークの使用を許可し、経営ノウハウや商品の仕入れ、販売システムを提供する仕組みなのです。フランチャイズに加盟すると経営ノウハウが無くてもすぐに開業出来、ブランドの知名度や宣伝戦略の恩恵を受けられるので、起業し易く失敗しにくいというメリットがあります。
しかし、経営方針は本部が決めたものが絶対的な力を持ち、システムの変更が難しく、経営も自己責任となります。そんな中で一定額(あるいは一定率)のロイヤリティを払って行かなければならないので当初予想していた程の売り上げが上がらずに店をたたんでしまう事もあります。また加盟金も高額で、開業後も色んな名目で本部に支払うものがあり、脱退しようとしても保証金が戻ってこないケースもあるのでフランチャイズを考えている人は実際に加盟店になっている所で実態を聞いてみるなどの事前調査も必要でしょう。
飲食店の場合、知名度の高いフランチャイズに個人経営の店で対抗しようとしても厳しいものがあります。このような場合はどれだけ独自性を出せるかが勝負の鍵を握ります。また事業主として活躍するには経営センスが非情に大事ということになります。事業主向けの様々な講習を受けるというのも一つの手ですが、異業種交流会等の集まりを積極的に利用して様々な意見交換をするのも一つのやり方です。