個人事業で働く! 個人事業で収入を得る際のFAQ

法人化

法人化する事のメリット

起業にあたり個人事業とするか会社法人化するかは中々の悩みどころです。しかし法人化する事でどれだけのメリットがあるのでしょうか?この章では法人化することのメリットについて説明していきたいと思います。

まず法人の場合には個人と会社がしっかりと区別されています。つまり株式会社の場合は取引用の法人口座を別に持ち、そこで個人用の財産と会社の財産とが別々に管理されていなければならないのです。

また謄本には資本金が記載されているので、取引先から見てその会社の財産状況、自己資金比率、経営状況の把握がしやすく、社会的な信用が得やすいと言うのが大きなメリットです。これは融資の面でも同様です。金融機関の中には融資の条件は法人限定と言う所もあります。また責任範囲にも個人事業と法人とでは大きな差が出てきます。

つまり、法人とは個人とは別人格(法人登記している場合)であり、出資額の範囲で責任を負う有限責任だと言う事です。しかし、融資を受ける際には代表者個人が連帯保証人として求められることが多いので、事業規模が小さい場合は個人事業でも法人でもそれほどの差が生まれないというのが実際のようです。

また法人事業の場合、経営者とその家族に退職金を支払う事が出来ます。退職金は退職所得となるので所得税が軽減されます。また死亡退職金の場合みなし財産相続となるので非課税率が大きくなります。個人事業の場合は事業主と同一生計内の親族への退職金の支払いは出来ません。

そして法人化すると様々な節税効果を得る事が出来ます。例えば事業所得を給与所得にすることでの節税効果や事業主への福利厚生費が経費として計上出来る点、また欠損金の繰り越しが7年間適用される、減価償却を任意で出来るなどのメリットがあります。